第一熱処理工業では高品質の製品を提供するには、材料段階から管理が極めて重要であると考えています。製品出荷時には材料、ミルシートの提出はもちろん、熱処理記録、寸法測定記録、お客様の要望で非破壊検査や各種特殊検査を行なう品質保証体制を整えています。
第一熱処理工業ではドリルカラーやほかの掘削部品などの製品にAPIマークやシリアル番号を施し、出荷後のトレーサビリティに対応しています。
超音波探傷検査は以下の通り行う。
1.L方向 内部欠陥の検出
中空丸棒材のL方向の欠陥検出について実施する。
2.T方向 内部欠陥の検出
中空丸棒材のT方向の欠陥検出について実施する。
超音波探傷検査は以下の通り行う。
3.外表面の欠陥の検出
外表面の欠陥は、斜角探傷で実施する。
4.検査基準
API規格に準拠して実施する。
第一熱処理工業では熱処理をバレル炉にて行っています。
バレル炉は加工物を回転させながら熱処理を行うため、曲がりが出ません。
ドリルカラーやヘビーウェイトドリルパイプをはじめとする長尺物の加工に非常に適した熱処理方法です。