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ドリルカラーとは

ドリルカラーとは掘削においてドリルビットに荷重を掛けるためのパーツの名前です。

第一熱処理工業のドリルカラー

ドリルカラー 当社のドリルカラーはAPI Spec7-1 に適合しています。自社工場のバレル炉で熱処理を行い、機械的性質についてはAPI Spec7-1以上の性能も実現可能です。またねじ部についてはAPI Spec7-1以外の形状もニーズに合わせ加工が可能です。

材料について

当社のドリルカラーはAPI SPEC7-1に適合した材料を国内素材メーカーから調達しています。

材料の化学成分 AISI 4145 HMOD (参考値) wt%

  C Si Mn P S Ni Cr Mo Cu
AISI
4145HMOD
0.42~
0.49
0.15~
0.30
0.65~
1.20
MAX.
0.035
MAX.
0.040
MAX.
0.25
0.75~
1.30
0.15~
0.35
MAX.
0.35

材料の機械的性質

外径寸法 Y.S T.S E RA 硬さ 衝撃値 備  考
(㎜) (Mpa) (Mpa) (%) (%) (HB) (J)
φ79.4~174.6 MIN MIN MIN (参考地) MIN 測定3回の
平均
MIN
54
各測定値
MIN
47
引張試験:
ISO 6892  0.2%
OFFSET METHOD

衝撃試験:
V-NOCH ISO 148
(3-1/8”~
6-7/8”)
758
(110,000)
965
(140,000)
13 285
φ177.8~254 MIN MIN MIN (参考地) MIN
(7’~10“) 689
(100,000)
931
(135,000)
13 285

※圧延後,熱処理(QT)を施した後の機械的性質

非磁性ドリルカラー 材料の化学成分(代表例)

C Mn Ni Cr Mo N
0.04 15.0 3.0 18.0 0.8 0.44

材料の機械的性質

素材外径 耐力 引張強さ 伸び
mm Mpa(psi) Mpa(psi) %
70~98.4 ≧827(120,000) ≧896(130,000) ≧13
101.6~174.6 ≧758(110,000) ≧827(120,000)
177.8~279.4 ≧689(100,000) ≧758(110,000)

ドリルカラーのバリエーション

第一熱処理工業では要望に応じドリルカラーの各種加工を行っています。一般的なエレベーター、スリップ、スパイラルといった形状はもちろん、お客様の図面指示による特殊形状への対応も可能です。

非磁性

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スリップ・エレベーター

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スパイラル

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ハードバンド

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販売実績

第一熱処理工業は長期間に渡り、大同特殊鋼と共同でドリルカラーやヘビーウェイトドリルパイプを供給してきました。現在は、自社ブランドにてドリルカラー、ヘビーウェイトドリルパイプ等の掘削部品を供給し続けています。

1995年~2004年 実績

販売先 供給品目 供給本数(本)
中国 ドリルカラー
ヘビーウェイトドリルパイプ
36,000
シンガポール バー(熱処理のみ) 24,000
アメリカ ドリルカラー 2,000
国内向け ドリルカラー 300

他供給先:石油開発、地熱開発、温泉・水井戸業界

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